キヌさやの移植。こちらはカボチャ用の竹の棚の下の空きスペースと屋上の土嚢袋に移植。今頃インゲンの花。

先日空豆を移植したが、今回は背が伸びてきたキヌさやの移植だ。

キヌさやというのはエンドウの1種で、スナックエンドウとは非常に近縁の豆類だ。

ここ数年、自分が育ててきた豆類の中では、なぜかキヌさやだけがうまく育っている。
もしかしたら、撒いている種の善し悪しに関係しているのかもしれない。

今回もキヌさやは、6ポットに種を撒いたものが全て順調だった。
そのうちの4つのポットを畝に移植することにした。
移植した場所は、カボチャ用の竹の棚の下の空きスペースだ。

空豆を植えたときの教訓で、麻ひもでしっかり支柱に固定しておいた。

以前は、カボチャ用の竹の棚の下の段にも、細い竹をたくさん梯子状に渡しておいた。
この竹があると土を耕したり苗を植えたりの作業が難しくなる。
そこで下の段に渡していた竹は全て外している。
苗が中の段の高さまで伸びてきたら、竹とノリ網用の網で蔓を支えてくれるだろう。

一方、余った2本の苗は屋上菜園の土嚢袋に植えてみた。

手前の2本がキヌさやの苗。他のポットは全て蔓ありのスナックエンドウ。
キヌさやと同じ時期に植えた種なのに、スナックエンドウで芽を出しているのは1本だけ。
どちらも去年購入した種だが、もしかしたらスナックエンドウの種が元々不良種?

このキヌさや2本の苗を屋上菜園の土嚢袋に植える際、ちょっと問題があった。
土嚢袋栽培では、通常苗を植える前に土の入れ替えをする。
しかし今回は、ズボラして土をそのまま使い、土嚢袋の下の方に肥料と石灰を少し入れておいた。
問題だったのは、ズボラした土の状態だ。
写真下左手はゴーヤの撤去あとの土嚢袋。この土の中には奥の方まで細かなひげ根がいっぱい残っていた。
また、右手はシシトウの撤去あとの土嚢袋。こちらの土の中には芋虫がたくさん居た。

左の土嚢袋にはゴーヤ撤去あとのひげ根、右のシシトウが入っていた土嚢袋には芋虫。
果たしてここに植えたキヌさや、きちんと成長してくれるだろうか?
コガネムシの幼虫だろうか?3cmくらいの長さだ。
同じタイプで同じくらいの大きさの芋虫がシシトウを植えていた土嚢袋にいっぱい居た。

芋虫は、苗を植えるときに土嚢袋を掘り起こすと、出てくる、出てくる。
10匹くらいは外したが、まだまだいっぱい土嚢袋の中に居るに違いない。

どちらにせよ、全部で6本も苗を植えたので、少し育ちの悪いものがあっても、来年の4月〜5月にはたくさんのキヌさやが食べれるだろう。

さて、豆と言えば、屋上菜園の他の土嚢袋に季節外れのインゲン豆の花が咲いている。

春に植えたインゲンの収穫がイマイチだったので、秋にまた種を植えた。
種まきは8月の終わりなら今頃収穫出来たのかもしれない。
種をまいたのが9月になっていたのでやはり遅すぎた?
ヨーロッパ土産の黄色いインゲンの種をゴーヤを撤去したあとの土嚢袋に、9月頃植えたものだ。
豆類は花が咲くと1ヶ月もしないで実が収穫出来るものが多い。
それにしても花が咲く時期が少し遅すぎるような気がする。
果たしてこの時期に花が咲きはじめて、初冬の時期に食べれる実が付くのだろうか?
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