シマミミズの寿命実験のなかで先月唯一生存率100%だった50匹での第2弾。
17ヶ月目で何と0匹!
この観察小屋はいつまで生存率100%が続くのかか楽しみだった。
みみず君が減ってくるとしても平均寿命が20ヶ月を超えるのは間違いないと思っていた。
そこで、今回も美味しそうな餌をたっぷり用意してミミズ君の分別を開始した。
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このウェットな内容にミミズ君は1匹も居なかった。 |
この17ヶ月間1匹の減少も無かったこの観察小屋、この1ヶ月で50匹全てが全滅した。原因は間違いなく環境悪化だ。
そこで、先月のこの観察小屋に置けるミミズ君の様子と、与えた餌を振り返ってみよう。
下の写真が先月のミミズ君の様子だ。
50匹ミミズ君は居たのだが、確かに全体的にミミズ君はちょっと小さくなり、老化が推察された。
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少し老化が始まっていたとは言え、これだけのミミズが1ヶ月で全滅とは愕然だ。 |
しかし、これだけのミミズが全滅したのは環境悪化以外考えられない。
これまで16ヶ月全く問題がない観察小屋だったので、実験に対する姿勢が甘くなってしまったようだ。
反省!!
仕方ない。この観察小屋では16ヶ月までが100%という事実だけを結果として残して終わりにしよう。
寿命実験として平均寿命が16.5ヶ月と結論を出すのはちょっと無理な話だ。
それにしても、これくらいの悪い環境で1匹も生き残れなかったのは、やはりみみず君がお年を召したためなのか?
私もシマミミズの年齢でいえば、この全滅したミミズ君たちに近いと思われる。
私の周辺環境が悪化しないように気を付けよう。
ところで、ウェットで劣悪な環境でも元気なのがハエの仲間だ。
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以前報告したの小バエ(B−29)とそっくりだが、少し太めの蛹。 |
左は通常使っている観察小屋。2週前寿命実験3号でも環境悪化があった。 その時の内容を、見たことのない蛹と共に、右にある観察瓶に入れておいた。 |
さて、2週間経ったので、その観察瓶を眺めてみた。
今回羽化したものは、やはりB−29よりひと回り大きなハエだった。
また、そのウェットな内容には、気付かなかったが多くのショウジョウバエの卵もあったのだろう。
観察瓶には羽化したショウジョウバエもいっぱい居た。
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見たことのない卵とそれがあったウェットな劣悪環境を観察瓶に入れた。 2週後見てみるとB−29よりひと回り大きなハエと多くのショウジョウバエが羽化していた。 |
写真では大きさは分かりにくいが、今回太めの蛹から孵化したのは以前紹介したサイズにしてB−29の倍はありそうな、ほぼ普通サイズのハエだった。
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ピントが合っていないのかちょっと分かりにくいハエの写真 |