ダラの芽は春の訪れを告げてくれる大好きな山菜だ。
我が家の果樹園には、最初1本から育てた園芸種と、自然に発生している野生種がある。
つい先日まで、寒い寒い2月だったのだが、3月に入って季節はどんどん進み、ダラの芽も膨らんできた。
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今日は暖かいが雲が多い果樹園。夜からは雨予報だ。 ここに林立しているのはダラの木。右手には山に登れる道路がある。 高さ3m以上になっているところでは、枝先につくダラの芽の収穫が大変だ。 |
ダラの芽は、高い枝先の芽を収穫するのも大変だし、通りすがりの人に楽しみにしていた芽を収穫寸前に持って行かれてしまうこともあり、そんな時は悲しい。
そこで、今年は久しぶりにダラの芽の“ふかし”作業を行うことにした。
ふかし作業とは、下の写真のような芽の付いた枝を3〜50cmほどの長さに切って、水や土の中に入れておくこと。
こうすると、1〜2週間後くらいで、小さな芽がちょうど収穫するのにいい大きさに成長するのだ。
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ほとんどは、こんな感じで収穫にはもう少し時間がかかりそうだ。 こんな芽の付いた枝をふかし作業のため枝付きで収穫した。 |
今日は数十本の枝をふかし作業のために持ち帰ったが、中にはもう収穫できる芽もあった。
下の写真は、そんな野生種のダラの芽だ。
とても小さいのだが、何とか収穫できる顔つきになっている。
とても小さいのだが、何とか収穫できる顔つきになっている。
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この芽は、初収穫した。 本当はもう少し大きくして収穫した方が食べ応えがあるのだろうが。。。 |
こちらは、園芸種。
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この芽は、まだ収穫には早すぎる。 収穫まであと1週間くらいふかすこのになりそうだ。 |
というようなことで、どうしても初収穫したかったので、今日は小さなものばかりを幾つか収穫して帰った。
これには家人も
『ダラの芽、チビっとしかないね。これで天ぷら?』
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左が野生種、右が園芸種のダラの芽。 どれも5cmにも満たない小さな芽だ。 |