デストロイヤーの芽出し状況。うす緑ズッキーニの種取り。

今年は暑い夏で、デストロイヤーの種芋の植え付けは、例年より遅く、9月に入って行った。
それなのに、もうこんなにしっかり芽を出した場所がある。

とても元気そうに見える、デストロイヤーの芽。
ここは袋栽培用の大きな袋だ。

この袋に植えた種芋は、もし、無事に芽が出て育つようなことがあればびっくり、と思っていたクシャクシャの芋だった。

今年の種芋を準備している時、冷蔵庫の奥に置きっ放しで、1年以上経っていた(恐らく、昨年の6月収穫の芋だろう)芋を見つけた。
下の写真のように、発芽はたくさんしているが、ところどころにカビが見えたし、芋は極端にシワシワで潰れていた。

まさかこんな芋を植えても育つはずがない。
冷蔵庫から出しただけでも、芋も芽も腐れてしまうのではと思っていた。

それでも、こんな芋を植えたらどうなるか見てみたくなった。
そこで、まず下の写真の大きめの袋の中に6個ほど種芋を植えてみたのだ。

それが、予想に反して最初の写真のように、こんな感じで芽を出したのだ。

物は試し、で植えた種芋だったが、これだけ元気に芽が出たら立派な芋を育てたくなった。
ただ、このままだと一株から細い茎が10本近く育って小さな芋しかできないだろう。
で、一株から3本くらいの茎になるように、後日芽掻きをしよう。

そんな、物は試しのクシャクシャの種芋を1個づつ、正規の畝にも植えていた。
こちらは太陽熱マルチをかけた畝から芽を出し始めたデストロイヤー。
やはり、クシャクシャの種芋から出た芽だけが、大きく育っている。

通常の種芋からも、半分くらい芽出しが始まった。
畝の周囲には少し雑草が見えるが、畝には芋の芽以外雑草の姿は見えない。



太陽熱マルチをかけてない畝にも、クシャクシャの種芋を1個植えていたが、やはりそこだけがとても大きく芽が伸びている。

この畝では、通常の種芋からは芽出した芽はまだ見えていない。
しかしよく見ると、出そうになったところが数カ所あった。
太陽熱マルチがなかったこの畝では、やはり小さな雑草が見える。

これらの畝から芽が8割以上出揃った頃に、雑草予防の黒マルチをかける予定だ。
予想通り、太陽熱マルチをかけたところには雑草が少なかったので、もしかしたら黒マルチをかけなくても、問題なく育てれるのかもしれないが。。

さて、種取り用に置いていたズッキーニの種取りが順調に続いている。
緑、白、そして長いズッキーニの種取りがすべて順調に終わった。

そして今日種取りをしたのは、うす緑色のズッキーニ。
ここに置いている2本は、どちらも完全に種取りしてもいい感じに見えた。

この2本が、うす緑色のズッキーニ。
今日は左側の1個から種取りをしてみた。

この、うす緑ズッキーニ、数カ所輪切りにしてみたが、まだ腐れ始めたところなど全くない。
予想通りの状態だ。

種を取り出す前から、種の状態がかなり分かるようになってきた。
やはり、経験というのは大きい。
大きな種がたくさんいい感じで詰まっている。

さっそく取り出した種は、やはり上等。

うす緑ズッキーニも種取り成功だ!
ということで、今年のズッキーニの種取りは、ここまでのところ完璧だ。
このあと残っている、黄緑ズッキーニとUFO型ズッキーニも、明日明後日には種取りをしてみよう。
黄緑ズッキーニはちょっと心配、UFO型ズッキーニの方は上等の種が取れると予想している。
果たして予想通りにいくだろうか?
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