こちらは、デストロイヤー賞受賞芋。
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「どうだい私の存在感」と言わんばかりにこちらを見つめている。 重さも500g、で今期の最重量だった。 |
7月に入ってからのデストロイヤーは、収穫時に傷んだ芋が多く、掘り起こしたものの中にはもう芽が出始めているものもあった。
で、慌てて、まだ茶色くなっていない茎葉の株も全て掘り起こした。
最終収穫もそれなりの量が収穫できたが、食べれそうな芋が半分くらいしかなかった。
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どうやら7月10日頃での収穫では、収穫時期として少し遅すぎたようだ。 来年は、まだ茎葉が青くても6月の終わりか7月の初めまでに収穫を終えるようにしよう。 |
マルチの下では、温度上昇のためと思われる、腐り始めた芋もかなりあった。
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7月に入ってからのマルチの下では、温度がとても上昇している。 これでは、芋が腐れ始めるのも当然と思われた。 |
デストロイヤーは、7月も10日過ぎての収穫では間違いなく遅すぎるようだ。
それではここで、今年1月から3月に種芋を植えたデストロイヤー栽培を振り返ってみよう。
まず大きさ記録から。
確かに5cm以下の種芋では、8cmくらいの芋しか収穫できなかったので、種芋の大きさは5cm以上あれば全く問題ないようだ。
種芋は半切して植えたものと、そのまま植えたものがあったが、半切したものとそうででないものでの収穫量や大きさの差は分からなかった。
ただ、半切したものは基本的に10cmクラスの大きな芋が多く、正確な判断にはなっていないが、今後も大きな芋は半切で植えるというやり方は続けるつもりだ。
やはり後半、気温が上がり雨が増えてくると、蟻被害や熱被害を受けた芋が増えていた。
これは仕方ないように思われる。
また、前半戦に植える芋の霜被害は、不織布を用いることで、今年は完全に防御できた。
不織布はベタ掛けとトンネル掛けをしたが、それによる効果の差はなかった。
芋の綺麗さを考えると、来年からは前半に植える芋をより多くしてもいいのかもしれないが、種芋を植える時期をずらすことにより、収穫時期も少しづつ長期にわたりできる。
で、来年の植え付けも1〜3月の初めに時間差で行い。収穫を5月中旬から7月の初めまでにするのがいいように思われた。
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目の上のコブと出っ歯で受賞を狙ったが。。 頭の上のコブが左目の上にあったら受賞できていたかもしれない。 |
入れ歯が欠けて、何となくふてくされたおっちゃん芋。
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近くの歯医者さんを紹介してあげよう。 |
最後に、太陽の塔のような姿になりたくて、なりきれなかった芋。
さて、次のデストロイヤーの種芋の植えどきは8月末。
いわゆる、秋ジャガなのだが、植え付けまではそんなに時間はないが、植え付けがとても楽しみだ。
種芋の準備は万端だ。
今年冬に収穫した芋が20個ほど芽を出して植え付けを待っているし、最近収穫した芋も種芋候補がたくさんある。
ただ、植え付け場所の方はまだ確保できていない。
一部は、透明マルチを太陽光マルチとして使っている畝を使おうと思っている。
太陽光マルチは、種芋植え付け前に外すが、雑草や虫予防することで、マルチを剥いだあとの種芋植え付け場所には例年のようにマルチを掛けない予定だ。
昨年のように植えたあと種芋が腐る事態を回避できるのか確かめようと思っている。
もちろん、これだけでは、とても植え付け場所が足りないので、終わりかけているズッキーニの畝も、秋ジャガの植え付け用の畝に切り替えようかと思っている。