昨日、ニンニクの約半分を収穫した。
大収穫だったのだが、思わぬ落とし穴は傷み始めのニンニクが多かったこと。
今日は今年のここまでのニンニク作りを振り返ってみよう。
ここが、今年のニンニクの畝。
昨日の収穫前の姿だ。
そして、穴あきマルチは使わず、マルチに指で小さな穴を開け、そこに植えていったのも良かっとように思う。
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これまでの穴あきマルチでは、雑草に力負けすることもあった。 |
ところが、数日前収穫したものでは、ニンニク自体はとても大きくて立派だったのだが、雨が数日続いたためか一部に傷みが入り始めたものがあった。
今日も雨予報だったので、傷んだものが増えると怖いので、茎が茶色く枯れてきたものを昨日全部収穫した。
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全体の約半分の収穫が終了した。 |
こんな大量の収穫は初めてで、今日のような天気の悪い日の対処の仕方が分からなかったので、まずはダンボールの上で乾かしていた。
これを見た家人。
『農家じゃないのだからこれは作り過ぎ。こんなニンニクを全部食べていたらニンニク星人になるよ!』
とひと言。
とても、この収穫がまだ全体の半分だなんて言い出せなかった。
そして、昨日収穫したニンニクの1片1片をチェックしてみた。
きれいなものもそれなりにあったのだが。。
こんな感じでニンニク片の一部が黄色く透明になり、明らかに傷み始めたものもかなりあった。
ということは、今後の保存のことも含め、傷み始めのサインをしっかり見極めなければならない。
初めは、茎に青さが残っているものは大丈夫で、茎が完全に枯れたものが傷み始めているのかと思った。
しかし、明らかな関係はなかった。
また、傷みとニンニク片の大きさの関係は、大きなものがより傷みやすい傾向にあったが、必ずそうだとも言い切れなかった。
そして、はっきり分かったことは、外側の外皮を剥いて、ニンニク片の外側からを見たときに、健康なニンニクではニンニク片の周りはドライなのだ。
ところが、ここがウェットなものがあり、これが傷みかけのサインだったのだ。
恐らく、ニンニクの茎には、雨水などのニンニクへの染み込みを防止する関門があるのだろうが、収穫時期になった頃に、雨が続いたため、その関門が壊れ、茎からニンニクの実の方に、水分が降りてきたのだろう。
さて、傷みかけののニンニクは、早急な処置が必要だし、これだけ大量に収穫できたニンニクは、なんとかうまく保存したい。
というのも、これまでニンニクの保存は何度も失敗しているのだ。
ここで、これまでやってきたニンニク保存法を思い出してみよう。
ある時は、ニンニク片を乾かした後、タッパーに入れて冷蔵庫の中で保存した。
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これはまずまず良い方法だった。 |
そこで、同じように冷蔵庫に保存していた皮付きのニンニクがあった。
こちらはタッパーに蓋をしておいたのだが、蓋を外してびっくり!
タッパーに蓋をしていたことにより、ニンニクはカビてしまった。
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室内で、ネットに入れてこんな感じで乾燥させたものは、まずまずだった。 |
また、ただニンニク片をそのまま置いておたのも、秋ぐらいまでは問題なかった。
しかし、先人たちの教え通り、吊るすやり方は、梅雨の時期、軒先に雨が降り込み、やはりカビてしまった。
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感な感じでビニール紐茎部分をで結んで軒下に吊るしていた。 |
昨年は、冷凍庫に皮を剥いたニンニク片を入れておいたのだが、こちらは全く問題なく食べれた。
ということで、今日はニンニクの外側の皮を剥いで、ウェットなものはすべてニンニク片の皮を剥いてみた。
ここからは家人にやってもらった。
ニンニク片の皮をむいて問題なかったものは、そのまま冷凍。
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これらのニンニクには傷みが来ていないと信じている。 |