モンシロチョウ、アオムシ被害広がる。対策はパオパオとランドリーネット。

世の中には蝶の好きな人は結構居るようだ。
先日、旅の宿で蝶を求めてマレーシアまで行くという人と酒を飲んだ。
私はそこまで蝶に興味はない。といって、そんなに嫌っているわけでもない。
しかし、我が家の畑で出会うと話が変わる。


特に最近のモンシロチョウ、そしてアオムシには手を焼いている。

卵を産みつける場所を探しているに違いないモンシロチョウ。
すぐ横にはダイコンの葉を食べて移動中の青虫。


この秋はブロッコリーに始まり、ダイコン類が打撃を受け、そのうちミズナなどにも被害が及ぶのは間違いない。

私一人の青虫捕獲作戦ではとても間に合っていない。
下の写真はアオムシの発見が遅れた土嚢袋のダイコン。
まだダイコンは小さい。
ここまで葉っぱを食べられてしまったら、これから成長出来るかどうか?だ。

これからの被害を少しでも食い止めるためには、防虫ネットを張る必要がありそうだ。

まず、最初にアオムシに力負けしていたブロッコリーは、防虫用にパオパオの力を借りる事にした。

防虫目的でパオパオトンネルの力を借りる事にしたブロッコリー。

続いて、最近芽が出てグングン成長しつつあるミズナ、シュンギク、ホーレンソウにもパオパオをかけた。

この時期にパオパオをかければ、恐らくアオムシ被害は予防出来るだろう。

一方、昨年の屋上菜園でも、アオムシが大事な野菜の葉を蝕んでいた。
そこで、下のようなプランターに

ランドリーネットを切って被せて防虫がうまくいくかどうか見てみた。

そこで気になったのが、ネットを被せた状態での日の当たり方と水の掛かり具合い、そして苗が伸びたときの突っ張りだった。
プランターのミズナに関してはこの方法で問題なさそうだった。

昨年、ランドリーネットを被せたミズナ。
防虫効果はバッチリ。日のあたり方も、水の通りも問題なかったようだ。

案ずるより産むが易し、ランドリーネットはうまくいく事が分かった。

さて今年は、プランターに植えた野菜がほとんどなく、プランターに入った土嚢袋に野菜植えをしている。
昨年の使ったランドリーネットが手元にあったので、まずこれををダイコンの土嚢袋にかけてみた。

一見うまくいっているように見えるが、見えない後ろ側に隙間がある。
これでは、不届き者の裏口入学を許してしまいそうだ。

そこで大好きな100円ショップに足を運んだ。
良さそうなランドリーネットがあった。
目が粗くてミミズ小屋のカバーには使えないが、防虫用には問題なさそうだ。
日当りと水の通りは、昨年使ったネットよりよくなるはずだ。

しかも角形だけでなく、円柱形があるではないか!

目が粗いだけでこれまで使っていたのと同じ形と大きさ。

 円柱形なら、すっぽり土嚢袋を覆う事が出来そうだ。

大きさと、円柱形というところだけを見て早合点をしてしまった。
開けるファスナーは横に付いていた!底についていないと目的を達せられない。
ただ、円筒形でどうしても使いたければ底面を切り取ればよい。

開口部がサイドについていた円柱形のランドリーネットを、土嚢袋に被せてみた。
円筒形ですっぽり入るという感じではなかったが、使用に関して特に問題はなさそうだ。

上から見ると、目が粗いので野菜が透けて見える。

畝にじか植えした苗でもパオパオが使いにくい場所ではこのネットを使ってみた。
こちらは角形のネット

3本ある芽キャベツの1本だけにランドリーネットをかけてみた。
果たしてネットの効果は出るだろうか?
そして、下の写真は円柱形のネットを被せたもの。
サイドのファスナーが下になるように被せているので何か不自然な形だ。
サイドにファスナーが付いていたので、歪な形。野菜が大きくなるとちょっと不安だ。
円柱形の形で使おうと思えば底を切り抜けばいいが面倒なのでそこまではしなかった。

虫よけネットは全ての野菜にかけたわけではない。
ランドリーネットの効果でアオムシ捕獲作業が少しでも減れば万々歳だ。

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