辛いものには興味があるし、基本的には好きだ。
今年初めて作った、ひもとうがらしやハラペーニョを含め、今年は数種類のトウガラシ類の苗を育てた。
育てた苗は収穫に関しては概ね合格だった。
まだ全部枯れたわけではなかったが、先日、全ての苗を撤収した。
トウガラシの仲間は結構長い間収穫出来るのだ。
また、今年は昨年の取り置きの鷹の爪で作った“アブラムシよけのトウガラシスプレー”も活躍?した。
下の写真はメキシコのハラペーニョというトウガラシ。
屋上菜園の土嚢袋でも元気に育った。
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このハラペーニョ、鷹の爪ほどではないが、通常のししとうよりかなり辛かった。 何も言わずに台所においていたら、小さなピーマンと間違えられてちょっとした事件があった。 |
一方、適度な辛さの“ひもとうがらし”はよく食べた。
一つの枝にいっぱい細長い実を付け、収穫量が多かったのだ。
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かなり長い間、毎日のように収穫した。 3本あったので我が家の食材としては十二分過ぎる収穫量だった。 |
ひもとうがらし、通常のシシトウ程辛くないので、たくさん食べるのには向いていた。 来年も作りたいので、撤収前に採種もしておいた。 |
さて先日、親戚宅で食事をごちそうになっていたときのこと、話がトウガラシの話題になった。
その食事の席で、爆弾にも使える?という激辛トウガラシの話が出てきた。
そのトウガラシをひと苗育てているという若旦那に、1個を頂いて帰った。
頂いて帰った激辛トウガラシは通常のシシトウくらいのサイズで、ピーマンをしわくちゃにしたような形だった。
まず爪楊枝をそのトウガラシに刺してみた。
先ず皮の所をちょこっと刺して、その爪楊枝を舐めてみた。
辛いが何という事はなかった。
続いて、種の部分にまで深く刺してその楊枝を舐めてみた。
舐めた舌がその部分だけ痛くなった。辛いというより痛い感じだ。
こりゃ〜凄い!
調べてみるとそのトウガラシは「ブート・ジョロキア」という種類らしい。
バングラデシュ原産のトウガラシで、現在ギネスで世界一辛いトウガラシとして認定されているらしい。
昨年、通常のトウガラシ「鷹の爪」やシシトウではミミズ君の餌実験をした。
ミミズ君は種だけを残してきれいに平らげていた。
この「ブート・ジョロキア」に対しても、ミミズ君に戦ってもらおうかという気が一瞬脳裏を横切ったが、あまりにむごい感じがしたので止めにした。
そのあと机の上に数日間置きっぱなしだった「ブート・ジョロキア」は、ミミズ君の餌実験に使われる事も無く、そのままゴミ袋に捨てられた。
それから、数週間が経った頃「ブート・ジョロキア」の苗がどんな姿をしているのか見たくなり、若旦那の畑を覗いてみた。
苗の全体の姿はシシトウそっくりだった。
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小さい実は、まだしわがれていない。 台所に置いていたら、また小さなピーマンやししとうと間違えて大事件が起こりそうだ。 |
小さな実はしわがれていないのだが、大きくなるとしわしわになるようだ。
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恐らくこの赤い実は、青いものよりさらに辛いに違いない。 |
それにしても、我が家のトウガラシ関係の苗は全て撤去したが、まだまだこの苗は元気にしている。