今育てているオリーブの木は5本あるのだが、今年実を付けたのは2本。
その中でアスコラーナという品種のオリーブは私が最初に育て始めたオリーブで、背は高くなるのだが、なかなか実を付けなかった。
昨年は、初めて実を付けたのだが台風のとき全部落ちて収穫はできなかった。
そんな、アスコラーナの木が今年は実をたくさん付けていた。
ただ、4m以上の高さの木の先端付近にたくさん実を付けていたので、収穫するのは脚立を準備したり一苦労するだろうと思っていた。
今回の台風25号では、かなり実は落ちていたが、全ては落ちなかった。
ちょうど、その台風で木が傾いたので、上の方の枝を切り落として実を収穫することができた。
そんな、実の収穫作業の時、目に付いたのがクサギカメムシ。
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あちこちの枝や葉の上で、その姿が見受けられた。 |
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小梅などの果樹にたくさん寄ってくる害虫だが、オリーブの実も食べたのだろうか? |
その時オリーブの果汁を吸ったと思われる口針がしっかり見てとれた。
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顔から下に伸びた口針は体の半分近い長さがあった。 これを果実に刺すので、顎の力も結構要るのではと思われる。 |
さて、台風で傾いたとは言え、上の方にある実はまだかなり高かった。
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来年からも同じように高いところに実を付けるに違いない。 で、実を付けている高い所の枝はかなり下の方から切り落とした。 |
切り落とした枝に付いていた実は、台風で数が減っていたので、9月上旬レッシーノの実を収穫した時と同じくらいの量かと思いきや、何と600gもあった。
前回が370gだったので1.8倍近い量の収穫ができたわけだ。
台風が来なかったら、1kg以上の収穫ができたのかもしれない。
ちなみに、傾いた木は男2人で押しても完全には起こせなかった。
少し起こして、隣のシマトネリコの幹とロープで固定した。
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以前も1本のロープは掛けていたが。今回2本を追加した。 |
収穫した実では、前回と同じく塩漬けを作ることにした。
前回のどんぶりより少し大きな容器に入れて、アク抜きのため1%苛性ソーダ水に漬け込んだ。
ここから先も前回の時と全く同じ手順を踏むことにした。
実が空気に触れると酸化が進むとのことで、サランラップを落としぶたの要領で掛けた。
20時間苛性ソーダに漬けているとかなりアクが出たようだ。
この後の処置も教えの通り、容器の縁に流水を落とし込むようにして。水を入れ替えた。
2日ほど、時間がある時にこんな水換え操作をしたら、漬けていた水が透明になったので、1〜2%?の食塩水を作って、実を漬けた。
これから先の作業も、前回のときと同じで少しづつ食塩水の濃度を上げ最終的に4〜5%(あくまでも目分量だが)でコントロールすることを考えている。
第1回目のレッシーノは若干の苦味は残っていたが美味しく食べることができた。
今回も試食する時が楽しみで仕方ない。
また、今回の収穫では葉っぱの方も少し集め、ほうじ茶作りに回した。
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こんな感じのこさぎ落としやすそうな枝だけを集めた。 |
枝先からしごくように葉をこさぎ落とした。
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少し収穫した葉の量が多過ぎたかもしれない。 |