冬瓜の種取り。

寒い日が続くが、花壇では春の花が咲く前に水仙が咲き始めた。

こんな寒い日に白い花はよく似合う。

花壇を見渡してみると、白い花が別にもう1輪。

こちらは、利休梅
通常2月の終わり頃から咲き始める花だが、季節外れの1輪だ。

さて、こちらは昨年10月中旬に最終収穫した冬瓜

結構大きな冬瓜を種取り用に1個残しておいた

これまで冬瓜は採れ過ぎたものをミミズ君の餌として与えていたので、ミミズ堆肥を撒いたところから自然発生するたくさんの苗から、育ちの良い数本を移植して育てていた
しかし、昨年は冬瓜をもらってくれる方が多かったので、ミミズ君に与える分がなかった。
で、最後の収穫時に1個を種取り用に残しておいたのだ。

冬瓜はまだ腐れていないのだが、時期的に種は十分充実した状態だと想像できた。
さっそく、この冬瓜をかち割ってみた。

種の部分がスカスカになっている。
ということは、種が栄養を十分吸収したということだろう。

近づいて見てみた。

予想通り、どの種も完璧の状態に思える。
種を取り巻く繊維が雪の結晶のようできれいだ。

ただこれまで、冬瓜の種をこんな状態で収穫したことがなかったので、より良い種を選り出すために、数十個の種を水につけてみた
水につけると充実した種は沈みそうでない種は浮くというのだ。
こんなやり方、長いズッキーニの時にやったきりだ。
苗は3本もあれば十分なので、種としてはたくさん沈んだものから10個くらいを収穫しようと思っていた。
ほとんどが沈むと思ったら意外や意外。
沈んだのはごく僅か。
それでもそんな沈んだ種を集めたら、ちょうど予定通りの数が収穫できた。

見かけも完璧、水に沈んだのでいい種であることは保証付だ。

ところで、今日種取りをした冬瓜は、結局多くの種をつけたままミミズくんの餌になった。

こちらは金子3段の上段。
こちらはボックス3段の上段。

ミミズ君の餌になったということは、今年も5月頃には自然発生の冬瓜の苗がたくさん出てくることになる。
でも今年は、折角種取りをしたのだから、自然発生の苗に頼らずに、ポットに種まきをして立派な苗を作ろうと思っている。

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