袋栽培のゴボウ作りは、昨年からガラ袋を使ってうまくやれている。
今日収穫したゴボウは、肥料袋のビニールの底をくり抜いただけのシンプルなもの。
これでうまくいくなら、ガラ袋の外側にビニールを巻く手間も要らない。
来年からのゴボウ作りの主流になると思われる。
この方法で気になったのは、
1)水がガラ袋のようにサイドから流れ出ないので、土がウェットに成り過ぎるのでは?ということと
2)ガラ袋より面積が狭いので、収穫本数がかなり少なく成るのでは?ということ
さらに
3)ガラ袋より高さがかなり減るので、土の中に刺さったゴボウを無事掘り出せるか?ということだった。
さてこちらはこの時期までまだ収穫せずに残っているゴボウの袋栽培。
ここに4袋あるのだが、右から2番目が今日収穫するビニール袋でのゴボウ。
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ゴボウの袋には袋が倒れないように太くて地面奥まで刺さった竹支柱がある。 左から2番目が別の野菜を植えた土嚢袋。 右から2番目のビニール袋によるゴボウ栽培はよく見ると高さが低く径も小さい。 ガラ袋はそのままでは崩れるのでビニールを巻いて補強している。 |
収穫するビニール袋に近づいてみるとこんな感じ。
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支柱は十分にその役割を果たしているようだ。 袋の内容は全く傾いていない。 |
果たして、この袋で何本のゴボウが採れるだろうか?
また、どれくらいの長さになっているだろうか?
まず、ビニールを外してみた。
気になった土の状態は全く問題なかった。
土を外し、少し掘り進んでいった。
地面から15cmくらいの深さまで手で土を掘り起こした。
ここまででもう4本は収穫出来ている。さらに地面深く刺さっているのはあと5本だ。
ここにある5本は、このままでは引き抜けなかったので、鍬で周りをさらに掘り進めて収穫した。
食べれるゴボウは9本、上等だろう。
長さは全て40cm以上、長いものは50cmを超えていた。
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写真の上の方にある2本は掘り起こす際、先端を折ってしまった。 それ以外のゴボウは全て完全に掘り起こすことに成功した。 |
家に持ち帰ると、さっそく魚のすり身とあわせた掻き揚げにしてもらい食べたが最高に美味しかった。
家庭菜園で作るゴボウ作りとしてはシンプルな方法で、しかも採れたゴボウの長さも味も問題なく、一つの袋で9本も収穫出来れば上等と言っていいだろう。
来年からのゴボウ作りはこのビニール袋での栽培方法を中心でやっていこう。
さて、このシマミミズの寿命実験第4弾は今回は、12ヶ月目のチェックだ。
というのは、前回用意した餌は、腐れかけのカボチャと冬瓜だった。
冬瓜には今まで何度か痛い目にあっている。
ニオイも少し悪かった。
そして、今日観察小屋の内容をチェックしてみた。
2週間前のようにビチョビチョ状態ではない。
入れた円筒形の乾いたココ繊維は、水を十分に含んで円筒形の形を保ったままその体積を増していた。この塊の中にも数匹のミミズ君が居た。
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追加していれた乾いたココ繊維は4倍くらいに膨らんでいた。 お陰で環境はかなり改善していた。 |
元凶となった冬瓜は種と皮だけが残りきれいに食べられていた。
そして、環境が良く成っていたので、ちょっと安心してミミズ君を数え始めた。
えっ? 数が少ない!
前回50匹いたミミズ君が30匹に減っている!!
仕方ない。
この寿命事件第4弾12ヶ月目は30匹(生存率60%)。
これで、今の寿命実験第1弾が持っているミミズ君の平均寿命の記録、2年3ヶ月を超えるのは極めて難しくなった。
何とか残ったミミズ君に長生きしてもらい、平均寿命を少しでも伸ばしてもらいたいものだ。