奥手の冬瓜、11月も近づいたので最終収穫にしよう。1種類の冬瓜の種からなぜ2種類の形が出来た??

通常冬瓜の収穫は10月の終わりまでだそうだ。

こちらは、8月末ウコンに巻き付いていた冬瓜。

この頃は日に日に蔓を伸ばし、勢力を広げていた冬瓜。

同じく8月末、こちらはツクネ芋に絡み付いていた冬瓜。

この頃から花は咲いていたのだが、実は全く見えなかった。

ある時期までは蔓や葉だけ元気で、花はボチボチ咲いていたが、もう実は付けないのかと思っていた。
しかし、9月初旬からやっと実を付けるようになった。
我が家の冬瓜は「奥手」だったのだ。

その後は、次から次に実を付け始め、それらがどんどん大きくなった。

自然発生苗と雑草地の土嚢袋に植えた冬瓜で、これまで食べる分とお裾分けでそれなりの収穫を得ていた。

しかし、最近の台風接近の影響もあったのだろうか?2つ程腐れ始めているものがあった。

お陰で冬瓜大好きなミミズ君は、今年の初物に大喜びだったようだ。

残っている冬瓜も、もうすぐ11月なので腐れ始める前に収穫したほうがいいだろう。
確かに下の写真のカボチャ立体栽培用の竹の棚にぶら下がっている冬瓜はもう茎、葉ともに枯れている。

こちらの冬瓜の形はかなり細長い。

一方、別の場所ではスイカorだるまを思わせるような形の冬瓜が出来ていた。

こちらは茎葉ともにまだまだ元気で、収穫は先でいいと言っているようだった。
しかし、最近急に朝晩冷えてきた。早めの収穫が正解だろう。
という事で、一昨日我が家に残っている冬瓜を全て収穫した。
成っているときから気付いてはいたが、収穫してみると冬瓜の形が明らかに2種類に分かれた。

 下の写真がだるまを思い起こさせる形の冬瓜。

これらの冬瓜、直径20cm以上あったのでまずまずのサイズだと思う。
下の写真の、かごと土嚢袋に入っている冬瓜は細長い。
かごの中は畑で収穫した細長い冬瓜。形の違う冬瓜が同じ種類の種から育ったとは不可思議だ。
土嚢袋の中には自然発生苗を雑草地の土嚢袋に植え直して。そこで育った冬瓜が詰まっている。
ここにあるだけで冬瓜は全部で25個くらい。自然発生苗の生命力は大したものだ。

これだけの冬瓜があれば、お裾分けもたっぷり出来る。

もちろん、また保存中に少しでも傷んできたら、みみず君が大喜びする事になるだろう。

ところで、今年の冬瓜がなぜ2つの異なる形になったのかが分からない。
ぶら下がっているものが細長くて、地面にあるものが球形ということではなかった。

下の写真は、昨年冬瓜をいっぱい頂いて、人間が食べきれなかったあまりだ。
米袋一杯の冬瓜がみみず君の餌になった。

昨年頂いた冬瓜。こちらはすべてがみみずくんの餌になった。
この時頂いた冬瓜全てが、下の写真のような形で、今年我が家で出来た2種類の形の中間的な楕円形のものだった。
だから、昨年ミミズ君の餌になったのはこの楕円形のタイプだけなのだ。
しかし、今年収穫した冬瓜にはこれと同じ形のものがほとんどなかった。
強いて言うならば、雑草地の土嚢袋で育った細長いタイプが形的には最も近かった。
ミミズ君の餌になった時点で種の性格が変わったとは思えない。
不可思議な事があるものだ。

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