椎茸の原木栽培に初挑戦だ。沖縄旅行写真「木」

10月中旬に椎茸のほだ木を3本頂いた。
長さが1m程の立派なほだ木だ。

さて、我が家で椎茸の栽培がうまく出来そうな場所はあるだろうか?
日陰がいいとの事で生い茂ったイチジクの木の下がよかろうと、そこにほだ木を立てかけた。

ところが、丁度その頃からイチジクの葉が落ち始め、ほだ木にカンカンの日差しが照りつけるようになった。
これはまずいと、さっそく遮光ネットを掛け、ジョウロで水を掛けた。

それから1週間、ちょっと覗いてみると

最初に出来た椎茸は、全てほだ木の下の方。
土の湿気が伝わってくるところだ。
ということはほだ木全体に湿気が行き渡るように工夫が必要だ。

という感じで、ほだ木の下の部分に生えてきた椎茸の収穫が始まった。
最初2個、続いて1個。しかし後が続かない。
収穫した椎茸、肉厚で美味しかった

やはり、よく観察してみると日が当たり過ぎで、ほだ木の上の方が乾いている。
遮光ネット1枚ではとても十分な遮光になっていなかったようだ。
慌てて、遮光ネットを増やしてみた。

数枚の遮光ネットを追加すると、かなり遮光状態は良くなった。

水も掛けてみた。

すると数日後、中程のところからも小さな椎茸が芽吹いてきた。

ほだ木の中程の菌を打ち込んだと思われる穴のところに椎茸の赤ちゃんが見える。
先日乾き過ぎていると思ったこの場所から椎茸が出てきたということは、これからは期待出来そう?

ン!この感じなら収穫がしばらく続くかもしれない。

管理がよければ、これらのほだ木から3年くらい収穫が出来るらしい。
椎茸は大好きなので何とかうまく栽培を続けたいと思っている。

さて、今日は先日の沖縄旅行の写真の中からいくつか“木”の写真をピックアップ。

大石林山のソテツ

同じく大石林山のカジュマル

こちらは慶佐次(げさし)湾のヒルギ。広大なマングローブを形成している。

 ソテツは九州でもよく見かけるが、これだけの群生は見た事がなかった。また、カジュマルやヒルギは九州では見る事のない珍しい木だ。ただ、今回の台風19号の爪痕が沖縄全体に大きく残っていたのは非常に残念だった。

沖縄の東海岸は特に台風被害が大きかったようだ。
果報峠の枯れた木々。こんな感じで道路沿いから見える多くの木が傷んでいた。

 そんな中で、至る所で元気な姿を見せていたのがフクギ。
元々、フィリピンなどに自生していると言われるフクギを台風などに強いということで、街路樹などに移植されるようになったらしい。この木は確かに強い。

豚も食べないと言われるフクギの実だが、コウモリやカラスには好物らしい。
また、この実を食べたという奇人もいるらしい。
弱った木が多い中で、このフクギだけは島の至る所で元気な姿を見せていた。

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