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こちらに見えるのは、アブラムシ。 頭と思われるところには小さな目も見える。 |
他の葉野菜が順調に収穫でき始めたこの時期、
『白菜もそろそろ収穫できる?』
と、家人から声が掛かる。
白菜が虫被害に遭いやすいのはこれまでの経験で嫌という程知っている。
で、少しでもリスクを分散するように、幾つかの畝に分けて、虫被害にあいにくいようにいろいろ工夫して育てている。
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ここは、蒔いた種から育った苗を9月に移植していたところ。 何度かコオロギ被害で苗を植え直した。 白菜の最初の収穫ができることを期待した畝だ。 |
最初に育てたこの畝では、先日少し葉が巻き始めていたのを見ていたので、
『少し早いけど、今日は持って帰れるよ』
と軽い気持ちで答えていた。
ところが、持ち帰る予定の苗は虫被害でヘナヘナに弱ってしまい、他の白菜やターツァイの苗なども虫被害が甚大で、残念ながらこの畝の苗のほとんどが廃棄処分。
ミミズの餌と相成った。
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こんな感じじゃとても持って帰れない。 |
どの苗もとても悲惨な状態だ。
葉に近づいてみるとこんな感じ。
最初は何かのたまごかと思ったのだが、最初の写真のように拡大してみると、ちゃんと足も見えたし、目も付いていた。
どうやら、間違いなくアブラムシのようだ。
ただ、この畝でも比較的きれいな苗を数本だけは収穫し、持ち帰ることにした。
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比較的きれいでも、多数のアブラムシが付いたまま家に持ち帰ることはできない。 さすがに、誰にも食べてもらえないと思われる。 |
で、こっそりシンクでアブラムシを洗い流した。
このアブラムシは水洗いするだけで、簡単に落ちてしまう奴だった。
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芋虫に葉をかじられている訳ではないので、洗い流すときれいな野菜だ。 |
同じようにして、同じ畝にあったターツァイのアブラムシも洗い流した。
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ターツァイも洗ったらきれいになった。 このターツァイは茎が長く背が高い。 |
チンゲンサイを育てたつもりで出来ていた葉大根のような野菜も洗って持って帰った。
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洗ってしまうとこちらも十分食べれそうだ。 |
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やはり、間違いなくあのアブラムシなのだ。 ほとんど動いていない。 水に浸かるとこんな感じに色も変わり、仮死状態になるのかもしれない。 |
想像するに、水に弱いこのアブラムシ、雨が降るともっと自然に流れ落ちたのかもしれない。
ここのところ雨が降っていなかったので、急に大繁殖したに違いない。
ということで、これらの野菜を持ち帰ったあと家人には
『今日の白菜などの収穫野菜、少〜しアブラムシが付いているかもしれないよ』
とは言っておいた。
どうやら、この時期はアブラムシが増える時期なのか?
ということで、他の白菜の畝を見てみたが、第2陣のメインの畝では
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ここは第2陣、白菜のメインの畝。 虫除けを厳しく、完全密閉に近い形にしている。 |
ネットの外から見る限り、虫被害は皆無でよかった。
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この感じだた、あと2週間もすれば完全に巻かなくても収穫を始めてもいいだろう。 |
そして、こちらは第3陣の小さな畝。
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こちらは完全密閉型にしている。 こちらも今のところ問題なさそうだ。 こちらは来年になってからの収穫になるだろう。 |
ついでに、アーティチョークの苗も見に行ったが、防虫ネットをかけている苗はほとんど問題なかったが、かけていない苗はかなりの頻度でアブラムシ被害が出ていた。
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アーティチョークに付くアブラムシは真っ黒なタイプだ。 |
テデトール(手で取る)法を施しておいたが、
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潰すと、こんな感じで真っ赤になるので気持ち悪い。 |
あちこちに姿が見えるてんとう虫に、もっと活躍してもらいたいものだ。
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確かにてんとう虫がいるアーティチョークの苗にはアブラムシが少ない。 |