8月の中旬、かんかん照りの日が続いた頃、落花生の子房柄が固い土に刺さらず苦労していた。
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このニョロと出て来た子房柄。 彼らには土の中に潜ってもらわなくてはいけないのだ。 |
そこで、雨が降って少し土が柔らかくなった時に土寄せをした。
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去年は初めて落花生を育てたのだが、失敗に終わった。 その時は、無知のためこの時期にマルチを掛けたままにしていたのだ。 |
土掛けをすると、周りの雑草も無くなって、落花生の苗は嬉しそうだった。
そして、その後多くの子房柄はしっかり土の中に潜っていた。
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子房柄は、こんな感じで土に潜らせることが必要だったのだ。 この姿を見て、今年こそは収穫出来ると確信した。 |
そして、先日全体を見ると、葉は全体的にはまだ青々しているのだが、下の写真の1本だけが黄変し始めていた。
ならば、ということでその1本を掘り起こしてみた。
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1本からの収穫量としては少なめのようだ。 |
中にはまだ小さくて、とても収穫出来ないものもある。
それでもこんな風に、殻に皺が寄っていれば収穫はOKとのことだ。
さあ、落花生はどんな風にして食べようか?
手っ取り早いのは塩ゆでのようだ。
ネットで調べた通りに、適当に塩を入れて、40分間塩ゆでにした。
湯の量がどんどん減っていくので、アルミホイールで落ち蓋をした。
さて、期待の瞬間だ。
殻から落花生を取り出した。
皿に盛るより早く、どんどん口に入っていった。
通常のピーナッツは皮を剥いて食べるのだが、ゆでた落花生の皮はむき難い。
皮を付けたまま食べても、全く違和感がなかった。
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落花生の皮は、若いかどうかで薄い色と濃い色がある。 どちらも、落花生の味には差はなかった。 |
そして、肝心のゆでた落花生の初めての味はというと?
旨い!とても濃い味で、ゆっくり味わえる。
これから数回は楽しめる落花生の収穫が、また楽しみになった。