![]() |
雑草や笹竹、そしてキクイモの茂った中にかろうじて白い土嚢袋を見つけることが出来る。 ここにアンデス赤を植えた土嚢袋が7袋ある。 |
一つの土嚢袋に接近。
土嚢袋に挿した竹もあるが、土嚢袋の周囲にも新しい竹がいっぱいだ。
笹竹の侵入予防に溝を掘り、その境界部分に土嚢袋を置いたのだが、どうやら掘った溝の効果は余りなかったようだ。
![]() |
笹竹の侵入予防の意味も込めて境界に設置した土嚢袋だった。 しかし、笹竹の力は想像を超えていた。 もちろん可能な限り境界を越えて出てきた笹竹の新芽は刈り取った。 |
1本の苗(土嚢袋)からこれだけの収穫.食べれるサイズの芋は10個ほどある。 合格だ。 |
![]() |
5本分の収穫が右側、2本分の収穫を左のバケツに入れた。 |
サツマイモの苗は、以前芽を出していたサツマイモから取った苗だ。
以前、土嚢袋に芽が出始めたサツマイモを入れたもの。 サツマイモの芽は次から次にに出てくる。ここから取った苗を昨日移植した。 土嚢袋の左手前には冬瓜の自然発生苗も見える。 |
サツマイモから直接出る芽の特徴は、下の写真の様に根がよく出ていること。
根が出ているのできっと生着しやすいはずだ。 こんな苗を4本アンデス赤を収穫後の土嚢袋に植えた。 |
一方、冬瓜の苗も土嚢袋に植えたが、その苗は自然発生苗の芽をいくつかポットに植えていたものだ。
少し大きくなるまで何の苗か分からなかったが、葉の形から判断すると、どうやらほとんどは冬瓜のようだった。
そういえば昨年秋からミミズ君の餌にかなりの冬瓜を与えたので堆肥の中には冬瓜の種がたくさん残っていたのだろう。
![]() |
このポット苗(恐らく冬瓜)もアンデス赤を収穫したあとの土嚢袋に移植した。 |
![]() |
それなりといった感じ。重さは2.8kgあった。右の方は食べるには小さすぎる。 虫に食われたものや病気したものがなかったのは合格。 |
こちらが大きいもの10個の写真
![]() |
少し小振りなのはアンデス赤の特徴? 最大の芋10個の重さは0.85kgと今まで収穫した芋の中で一番軽かった。 |
一方こちらは、畑の畝に植えたデストロイヤー。
![]() |
最近の雨の影響だろうか?数本が茎が枯れていた。 芋が病気していないかチェックするために雨がひどくなる前に5本を試し堀りした。 |
![]() |
掘った感じ、予想より小さな芋が多かった。 |
収穫したデストロイヤーを広げてみるとこんな感じ。
デストロイヤーの記念すべき初収穫だ!
![]() |
5本からの収穫量としては数は若干少ない気がする。 病気の芋や虫食いの芋がなかったのはよかった。 全体の重さは2.1kgと軽め。 |
大きいものから10個はこんな感じ。
![]() |
満足出来る大きさのデストロイヤーは左上の1個だけだ。 10個の重さは0.95kg。土嚢袋のアンデス赤よりは若干重かった。 |
さあ、ここで最初畝で5本の男爵芋から収穫したものと比較してみよう。
下の写真の6/13収穫の男爵芋(5本分)は
重さ:4.25kg
5本からの収穫量は圧倒的に男爵イモが多かった。
![]() |
最初の5本からの収穫比較。 男爵芋の方がデストロイヤーより明らかに数、大きさともに勝っていた。 |
この男爵芋の大きいものから10個選んだのが下の写真だ。
![]() |
大きいものだけを比較してもやはり男爵芋が一番だった。 |
この男爵芋の大きい方から10個を選んだものの重さは1.3kgだった。
それに対し、土嚢袋のアンデス赤の大きいもの10個は0.85kg
デストロイヤーは0.95kgだった。
これから7月に収穫するデストロイヤーの収穫量や大きさはまだ増してくることが予想される。
しかし、5本試し堀りの比較からは、期待したデストロイヤーは男爵芋と比べ収穫量、芋の大きさ共に劣っていた。
一方、雑草の間で放置されていた土嚢袋のアンデス赤は、全体の数と量でデストロイヤーを越え、十分に食べる量が収穫出来たし、虫食い芋や病気の芋がなかったので、全く手を入れていない状態の芋の収穫としては合格だろう。あの雑草の中に直接種芋を植えていたとしたら、こんなに収穫は出来なかったはずだ。
さて、今日の朝は予想通り強い雨だった。
すでに畑の前にある小さな川と水田の高さの差はなくなっていた。
もう少し水かさが増すと道路が冠水する。
それより水かさが増すと我が仕事場と畑が冠水する。
ここまで降ると梅雨の雨もそろそろこの辺でいいんじゃないかと思ってしまう。 |
最近は毎年のように梅雨の終わり頃に豪雨がくる。