昨年6月に生まれたてのシマミミズの赤ちゃんで実験をスタートした寿命実験第1弾。
54匹居たミミズ君の寿命を見ている。
今回が17ヶ月目のチェックだ。
平均寿命の出し方は、正確に割り出すには色々あると思われるが、簡便法として全体数が半数、すなわちこの実験の場合、27匹になった時点を平均寿命として見ていこうと思っている。
さて、17ヶ月目の今日の結果はどうだろう。
前回の餌は冬瓜、ウェットにならないように乾燥したココ繊維をまぶして与えたつもりだったが、やはり環境はややウェットだった。
しかし、ミミズ君は元気そうだった。
この観察小屋のミミズ君チェック風景。 |
ミミズ君の数は40匹、ほとんどのミミズが元気だったが、今回も痩せミミズ=老衰ミミズ?が2匹含まれていた。
卵は前回100個以上と多かったが、今回は理由は分からないがかなり少なかった。
下の写真が分別した40匹のミミズ。
やはり今回も環帯が膨らんだミミズが居る。 前回値比べ5匹数は減った。 ほとんど元気なミミズだが、2匹だけが痩せミミズがいた。 |
餌は今回も冬瓜。やはりウェットに成り過ぎないように注意して与えたつもりだ。
冬瓜は環境がウェットになり易いので乾燥気味のココ繊維をまぶしている。 |
上の写真が新しい餌を入れた観察小屋。
この中に40匹のミミズ君が入っている。
ということで、寿命実験第1弾17ヶ月目の結果は40匹(74%)
という事になった。
さあ、来月のチェックで27匹を超えていたらこの実験での平均寿命は、一般に言われているシマミミズの平均寿命1年半を超える事になる。
ところで、今日芽キャベツの摘葉とアオムシ捕殺をした。
屋上で2個土嚢袋で育てている芽キャベツだ。
一方にはランドリーネットをかけ、一方は比較のため何もかけていなかった。
植えたときは全く同じ大きさの苗だった。現在はネットをかけている方が大きくなった。 円筒形のランドリーネットは、以前はサイドについているチャックを外して被せていた。 最近では畑で直接苗に被せるときも、土嚢袋の場合にも底を切り取って被せている。 やはり、このやり方の方が形がきれいに収まる。 |
目で見て8割を捕殺したが、後は茎を揺さぶって落として潰した。 目に見えない輩が2割もいるのだ。 |
一方、こちらはネットをかけている方。
こちらにも、2cmくらいのアオムシが1匹居た。
もしかしたら、ネットをかける前に卵を産みつけていたのかもしれない。
そのためか、アオムシに食べられた葉はそれなりにある。しかしネットをかけてないものとの差は歴然だ。